仕事柄、平日はハローワークに行けない!
という時の対処法をまとめました。
就職活動をするにあたり、ハローワークにこだわる必要はありません。
他にも支援機関がたくさんありますからね。
ハローワーク以外の機関も活用した方が、効率よくスピーディに進みますよ。
平日はハローワークに行けない!求人はどうやって探せばいい?
「毎日残業続きで、ハローワークに行く時間なんてない」
「土日休みの仕事だけど、ハローワークって平日しかやってないんだよね…?」
などなど。
職種によっては平日にハローワークに行けない…っていう人、多いです。
では、そんな時はどうすればいいのか?対処法を見ていきましょう。
方法その1:土曜日にハローワークに行く
場所は限られますが、土曜日も営業しているハローワークもあります。
検索機を使いたい、スタッフに相談したい、紹介状をもらいたい時などは、土曜日にハローワークに行きましょう。
営業時間はハローワークによりけりですが、9時〜17時や10時〜17時のところが多いです。
また、毎週土曜日、第1/第3土曜日、第2/第4土曜日など、営業日も異なります。
なので、必ず事前にご確認ください。
方法その2:ネットで検索する
求人を検索するだけなら、ネットで事足ります。
スマホや自宅のPCを使えば、ハローワークに掲載されてる求人を検索できます。
ただし、注意点があります。
事前に求職者登録をしておかないと、非公開求人を見ることができません。
また、求職者登録をするためにはハローワークで手続きが必要になります。
参考▶▶【ハローワーク】インターネットから求職者登録はできるの?
方法その3:アプリで検索する
正直、ネットからの求人検索は使い勝手がよくありません。
入力欄がわかりにくい、画面が見にくいなど、改善して欲しいところがたくさんあります。
でも、アプリを使えばストレスなくサクサク検索できます。
シンプルな画面で見やすいですし、インストールも無料でできますしね。
参考▶▶【ハローワーク】ネット検索とスマホアプリで求人に違いがある?
求職者登録や紹介状をもらうには結局ハローワークに行かなきゃいけない
先ほども記載したように、求職者登録をする・紹介状をもらうためには、ハローワークに足を運ぶ必要があります。
求職者登録はネットで<仮登録>までできます。
が、正式登録をするには、ハローワークの窓口で手続きが必要です。
紹介状も同じです。
ネットで申し込み▶▶郵送で受け取るということができないので、お気をつけください。
紹介状って第三者や代理人に受け取ってもらえないの?
「家族であれば代わりに紹介状を受け取ってもらえるんじゃ?」
と思うかもしれませんが…
家族であっても代理受け取りはできません。
紹介状を受け取ることができるのは、利用者(応募者)本人のみです。
ハローワークを通さずに企業に直接申し込めないの?
ハローワークを通して申し込むと紹介状が必要。
なら、ハローワークを通さなきゃ紹介状もいらないし、簡単に申し込めるんじゃ?
…この方法は原則として通用しません。
中には申し込みを受付けてくれる企業もあるかもしれませんが、ほぼ”ない”に等しいです。
直接連絡をしても「ハローワークを通してください」とか「紹介状をもってきてください」と言われることがほとんどです。
面倒ではありますが、なんとか時間をつくってハローワークに行きましょう。
土日しかハローワークに行けない!有給を申請して平日休みを作るのが一番
土日しかハローワークに行く時間を作れない…
という方は、有給を申請して平日休みを作るのが一番です。
「でも、うちの会社は有給をくれない」
「忙しくて有給なんてとれない」
…有給は国が定めている制度です。
なので、有給をくれない・とれないというのは、その会社に問題ありといえます。
また、有給を申請するにあたり、特別な利用は不要です。
「私用のため」とか「役所に行く用事がある」とかの理由で問題ありません。
有給を申請する時の注意点|明日休みますと言うのはNGです
国が定めているルールとはいえ、さすがに「明日休みます」というのはNGです。
あまりにワガママ・自分勝手すぎます。
体調不良でどうしようもない…というなら仕方ありませんが。
有給を申請するなら、遅くても3日前くらい〜できれば1週間前には申請するのが好ましいです。
もしくは会社の昼休み中にハローワークに行くのも方法の一つ
「どうしても有給がとれない…」
というなら、会社の昼休み中にハローワークに行くのも方法の一つです。
1時間の昼休みを使ってハローワークに行く▶スタッフに相談する、紹介状をもらうという方法もあります。
ただ、この方法には2つのデメリットがあります。
1つ目「ハローワークが混雑していたら時間がかかる」
2つ目「ハローワークが昼休み中だとスタッフが少ない」
この2つです。
ハローワークって大勢の利用者がいますし、スタッフの人数も限られています。
なので、行ってすぐ対応してもらえるわけではありません。
求人検索だけじゃない!転職するためにやっておくこと
1.履歴書・職務経歴書の作成
転職する時は、履歴書の他に「職務経歴書」が必要になります。
アピールが伝わらない、何が言いたいのかわからない内容だと、書類選考を通過することができません。
たった1枚の書類ですが…
この書類が転職活動の結果を大きく左右します。
とはいえ、1人でカンペキな職務経歴書を作り上げるのは難しいです。
そんな時に頼りになるのが「転職サイト・エージェント」です。
キャリアコンサルタントが客観的に添削してくれるので、より魅力的な職務経歴書を作り上げることができます。
2.自己分析
内容が充実していてアピール力の高い職務経歴書を作るには「自己分析」が必要不可欠です。
- 今の仕事で何を学び、どんな実績を残したのか?
- お客様からはどのような評判を得ていたか?
- 客観的に見た自分の性格は?
- 長所や短所は?
- 応募企業に入社したら何ができるか?どう貢献できるか?
…などなど。
過去→現在→未来という形で考えていくとわかりやすいですよ。
最初から文章で書く必要はありません。
まずは箇条書きでもいいので、思い浮かんだことをひたすら書き出してみましょう。
そして、それを文章化すればOKです。
2.企業・業界分析
分析するのは自分自身だけではありません。
応募する企業や、その企業が属する業界の分析も必要です。
100%絶対にした方がいい!というものではありませんが…
企業分析・業界分析をすることで、その企業の立ち位置がわかります。
また、履歴書の志望動機にも落とし込むことができます。
ホームページやパンフレットに書いてあるような情報だけでは、ペラッペラな内容しか書けません。
採用担当者からしたら「あぁ、この応募者も手を抜いて履歴書をつくったんだな」という印象を持ちます。
他の応募者とは本気度が違う!というアピールをするためにも、企業分析・業界分析は徹底的に行いましょう。
4.転職サイト・エージェントの活用
転職・求職活動の時に使うのはハローワークだけじゃありません。
「転職サイト」や「転職エージェント」も活用した方がいいです。
※それぞれの違いについてはこちらをチェック▶▶ハローワーク・転職エージェント・転職サイトの違い
ハローワークは地方の求人が多いものの、中小〜大手の求人は少ないです。
知名度の高い会社で働きたい!ホワイト企業で働きたい!という方は、転職サイトも活用しましょう。
ただ、転職サイトの場合は応募〜採用までの手続きを<すべて1人で>やらなきゃいけません。
が、転職エージェントであれば専属のスタッフが手続きを代行してくれます。
書類の添削や面接対策など、サービスも充実しています。
無料ですべてのサービスを受けられるので、ぜひご活用ください。
ハローワークだけじゃない!民間の就職支援企業も活用しましょう
地域密着の企業に勤めたいならハローワークを活用するのがおすすめです。
就職・転職するならハローワーク!というイメージもありますしね。
でも…
正直なところ、そこまでハローワークにこだわる必要はありません。
というのも、ハローワーク以外にも支援をしてくれる企業がたくさんあるから。
その中の代表が「転職サイト/転職エージェント」です。
ハローワークには掲載されないような企業(中小〜大手)の求人もたくさんあります。
利用は無料でできますし、履歴書添削・面接対策などのサービスも充実しています。
自分のペースで活動を進めたいなら「転職サイト」
担当のスタッフに相談しながら進めたいなら「転職エージェント」
というように、目的に応じて使い分けるのがベストです。